吉家
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レイシェルに来るといつも長居しちゃう。 |
園田
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そうですね、いつもずいぶん長くいるね。 |
吉家
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今日のワッフルには焼きリンゴ入り があるよ。 |
園田
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ワッフルは嫌いなのでそう毎回ワッフルをもって来られるのは
はっきり言って迷惑だなあ。 |
園田
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吉家さんは演技馬鹿で有名だけど、JAZZの演技はどうでした? |
吉家
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ちょっと普通できない経験でしたね。 |
園田
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どういう経験? |
吉家
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言葉ではなかなか言えないけど、監督の指示で長いこと(3週間近く) リハーサルして、現場でリハーサルして、小路と言う人間は確実に俺自身になりつつあるんだけど、現実の俺がそれを否定するんだよ。
だから変な反応熱の様なものが体温を上げて妙な高熱を出す。で、それを通り越していくと自分は単にオスであるという感覚になって行っちゃった。 |
園田 |
| でもそれが犬や猿のオスという獣じみたものには見えませんでしたよ。こちらから見た時どんどん思いやり、愛情みたいなものが見えて来て、人間的になって行くように見えました。 |
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吉家
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自分に近付いていたのはわかるね。俺が単なるオスと言うことかな。
でも企画自体が凄くミステリアスで、JAZZという企画は同じコンセプト、同じ題名のシノプシスをJAZZのオーディションに参加する前に自分で書いていたんです。
俺のは女子の刑務所の話だけど・・・。だから本当にこの企画に参加できたのは不思議。なんなんだろうね。そう言う背景もあってか、吉家明仁と言う人間がどんどん裸にされていく感覚がありました。 |
園田
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ちょっと普通の映画では見れない演技ですよね。 |
吉家
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あるレベルまでは到達していると思うよ。園田組はなんとかなる!という
安心感のようなものがあったんだと思いますよ。 |
園田
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それは恐縮です。 |
吉家
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だって本当に何とかなっちゃうんだもん。 |
園田
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吉家さんも村田さんもB面(夢のシーン)の撮影で結局倒れて点滴を打ちましたが、とても過酷なことをさせてしまいましたね。
象徴的なのはB面の終わりの撮影の前、伊豆の旅館の風呂で吉家さんが撮影監督のちょうさんと子供みたいに泳いでいたこと。
普通じゃやらないくらいはしゃいでました。かなりそれまでが大変だったと言うことですね。 |
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吉家
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でも本当にたのしかったですよ。 |
園田
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怪我人がでなくて良かったよ。 |
吉家
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あれだけ大人数のオーデションで俺がメインに選ばれたって聞いて正直この人大丈夫か?って思ったよ。 |
園田
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この映画の場合、吉家さんと村田さんを軸にキャストを考えて、映画の質と言うことを考えると八割がた終わりなんですよ。二人ともこんぐらいだろ、という演技はまずしないですから。
だから点滴打っちゃうんですが、どんどんリハーサルが進むにつれ、創造的になっていく。『愛』の話を描くのに最適なふたりだったんです。 |
吉家
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シナリオから離れてくれ、と言われて殆どシナリオを無視している様なシーンもあるけれど大枠で見るとシナリオの世界観に落ち着いているので、監督が俺を選んだのも人間的なところで監督と俺が近いと言うことなんじゃない? |
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園田
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そうでしょ。この映画に関しては演技力も必要だったけど人間的な部分、
メンタリティー?人格のようなものも必要だったわけです。 |
吉家
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俺、人格者だもんね。 |
園田
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・・・吉家さんはそういうあれが駄目だと思う。 |